館長からのご挨拶 本里福治 館長

ご挨拶

このたび栗林白岳館長の死去に伴い、令和元年9月から後任として館長に就任いたしました。

戦争博物館創設者栗林白岳名誉館長に引き続き、ご支援とご鞭撻を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

さて、昨年度は当館にとって開館30周年という節目の年でした。今年度から当館はこれまでの活動を踏まえて、新しい一歩を踏み出すことになります。

戦争博物館として日本の軍事に関わる歴史、文化を紹介することに力点を置くと同時に、幅広い視野のもとに内外の様々な軍事についても目配りすることを基本に活動を続けていきたいと思います。

また、正しい歴史を後世に伝えるべく戦争博物館創設者栗林白岳名誉館長の意思である「明治維新・建軍から大東亜戦争終戦まで」の日本国の軍事の歴史を正しく振り返るとも深く関係しています。今後は、こうしたこともより強く意識した博物館展示を組めればと考えています。

ところで、近年わが国の戦争関連展示施設は、多くが地方自治体の財政難の影響を強く受けています。当館も例外ではありません。この財政難は当面続くでしょう。

このような状況下で博物館をどのように運営していくか、なかなか難しい問題です。多額の経費を必要とする博物館を運営することは、今後は非常に困難です。

しかし過去30年間に蓄積された展示品、専門的知見を活かして、博物館の本質的な意味を皆様に息長く伝え続けることが、この博物館のこれからの大きな役割ではないかと考えています。

明治維新、建軍から大東亜戦争終戦に至るまでの間に国難に殉じた二百四十六万余柱の「護国の英霊に感謝」する事を忘れてはなりません。今私たちが平和に暮らせるのは、国難に殉じた大日本帝国陸海軍将兵の尊い犠牲の上に今の日本国があります。日本国の軍事の歴史を正しく振り返る事こそ、そうした役割を果たすことができる博物館を目指したいと思います。

それにしても、博物館を運営していくためには皆様方の応援が何よりも必要です。これからも末永く戦争博物館に暖かいご支援をいただきますよう重ねてお願いして、館長就任のご挨拶とさせていただきます。

令和元年9月25日
戦争博物館 館長 本里福治

 

本里福治 館長のあらまし

昭和20年4月5日 海南島で生まれる
新潟県津有村(現在の上越市)にて成長
昭和39年3月 海上自衛隊入隊
航空電子整備士として大湊航空隊・大村航空隊に勤務
昭和44年 自衛隊除隊後、サラリーマンを経て、看板屋・電気屋・設備工事業を自営
平成15年4月 戦争博物館 理事に就任
平成20年9月 一般社団法人戦史資料館(新潟県新潟市) 設立
令和元年9月 一般社団法人戦争博物館 設立
現在 一般社団法人戦争博物館:代表理事
戦争博物館:館長
大東亜戦争記録保存会:理事
一般社団法人戦史資料館 代表理事
戦史資料館:館長

株式会社のぞみ設備 代表取締役

2020年1月18日

Copyright© 戦争博物館 , 2020 All Rights Reserved.